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日本貨物航空株式会社

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2004年9月2日
燃油サーチャージについてのご案内


≪はじめに≫

平素は日本貨物航空をご利用いただき、誠にありがとうございます。

さて、混迷を続けるイラク情勢等による供給不安、原油先物市場への投資資金の流入、米国並びに中国の旺盛な石油製品需要等の複合要因により、原油および航空燃料の高騰が続いております。

本年4月より燃油価格は上昇の一途にありましたが、7月以降は連日メディアでも取り上げられた過去最高値レベルにまで上昇した原油価格に呼応し急騰しております。
かかる状況下、弊社は緊急措置として燃油サーチャージの変更(増額)を再度お客様にお願い致しております。

弊社は、2001年3月に日本政府の認可を取得し、燃油サーチャージを導入しておりますが、今般、当該サーチャージ導入の背景をご案内する資料を作成いたしましたので、ご高覧いただき、改めましてご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。



燃油サーチャージとは?

航空会社はお客様に提供する航空輸送サービスの対価として運賃をいただき、事業運営を行っています。
その運賃はサービスにかかる諸費用をカバーしております。しかしながら、近年の燃油価格の大幅な上昇は、運賃収入で対応できる範囲を超えており、弊社としては、経費削減に努める一方で、お客様にコスト増の一部ご負担をお願いせざるをえない状況となっております。

そこで、燃油価格の大幅な上昇下降に起因する運航費用の変動に対し、機動性および透明性のある方法として、運賃調整の代わりに別建て料金として導入したのが燃油サーチャージです。このサーチャージ適用により、燃油価格が企業努力で吸収できる範囲を超えて高騰している期間のみ、その程度に応じて設定した料金により、ご利用者の皆様に一時的にコスト上昇分の一部を負担いただくようになっております。

弊社では、基本となる燃油価格を定め、価格の変動に応じ、燃油サーチャージの適用、増額、減額、廃止を政府認可を条件に、また、お客様へのお知らせ期間を設けた上で実施しております。

また料金額は短距離路線での燃料費上昇分を目安として設定し、料金制度を簡素化するため、目的地に関わらずキログラム当たり均一料金としております。

詳細につきましてはお近くの弊社営業窓口にお問い合わせ下さい。



燃油価格の推移

グラフは1990年以降の原油価格の世界主要指標と航空燃油価格指標の推移を表しています。
原油指標と航空燃油指標の動きには連動性が認められます。

pゅ迹空燃油(ケロシン)価格は、1991年の湾岸戦争時を除き、1990年代は、比較的安定して推移していました。
2000年以降はその変動が激しくなっています。

注:弊社ではアジア地区における代表的な指標であるシンガポールケロシンを価格基準として採用しています。

原油指標推移(89年?)



航空燃油指標推移(89年?)




費用構成比(燃料費)

貨物専用機を運航する弊社の総費用に占める、燃油費の割合は20%前後でしたが、燃油高騰の影響で現時点では25%にまで上昇しています。

各種効率化により、その他費用を抑制する企業努力を続けておりますが、燃油コストの上昇は弊社の経営に大きな影響を与えております。

日本貨物航空費用構成




≪サーチャージ適用状況(2001-2004年)≫







以上