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2009年ニュース&トピックス

2009年5月1日

「NCAグリーンフレイター」の運航開始

日本で初めて新しいペイントシステムを採用
機体重量が軽減し燃料消費量が減少

 

 日本貨物航空株式会社(NCA、本社:東京港区、社長:石田 忠正)は邦人航空会社として初めて機体の塗装にマンキーヴィツ社(ドイツ)が開発した新しいペイントシステムを採用し、ノーズ部分を緑色に塗装した「NCA グリーンフレイター(Green Freighter)」を1機運航致します。
 グリーンフレイターはボーイング747-400型貨物専用機(B747-400F)4号機「NCAペガサス(Pegasus)」で、5月8日(金)10時25分(*)に上海に向けて運航を開始します。

 新しいペイントシステムは、塗布方法を工夫することにより隠蔽性(下地を隠す性能)を確保することが可能になり、従来のペイントシステムと比較して機体重量が1機あたり約45kg軽減されます。機体重量の減少により、年間でドラム缶約42本分の燃料消費量が削減されます。
 また、耐候性に優れ、降雨や紫外線による光沢や色彩の劣化、塗膜の剥がれが少ないため、従来のペイントシステムに比べ再塗装までの期間を長くすることが出来ます。更に機体洗浄回数も減少するので、洗剤の使用量や排出される汚水の量を削減することが可能になります。この様に新しいペイントシステムは環境負荷を低減する多くのメリットを兼ね備えています。

 NCAは豊かな社会を持続させるため、今後も環境負荷の低減と環境保全に積極的に取り組み、地球と人に優しい航空会社を目指して最大限の努力を払ってまいります。

以 上

燃料節約 ドラム缶約42本 = CO2削減 約21トン = 杉の木 約1460本

*燃料節約量は年間

    「NCAグリーンフレイター」は5月7日(木)7時00分(*)成田空港に初上陸する予定です
    *スケジュールは予告なく変更する可能性がございます

 

                                         お問い合わせ先:総務部広報室 TEL0476-33-5102