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環境への取組み
施設における取り組み
ライン整備ハンガー
成田空港整備地区に整備用ハンガー(航空機格納庫)を建設し、2009年6月より運用を開始しています。このハンガーの壁面や航空機が出入りする大扉には、自然光の透過性が高い「ポリカーボネート」と呼ばれる素材を使用しています。また、屋根面に設置した大型のトップライトとの併用で、昼間帯は照明を点灯せずに整備作業が可能となりました。更に、「バランス式自然換気窓」「雨水利用の機体洗浄」「屋上緑化」等、様々なエコロジーアイテムを取り入れることで環境に最大限配慮して年間のCO2排出量を従来型ハンガーの約30%削減しています。

電動方式のフライトシミュレーター

航空業界は、今や技術の進歩とそれに伴う規制緩和で、実際に航空機を使用しての乗員訓練の機会は減少しており、実機と同じ操縦室を再現しCG映像を使用することで飛行の模擬が可能となるフルフライトシミュレーター(FFS)を用います。NCAも自社の乗員訓練センター内に2基(2008年、2021年設置)のFFSを保有しています。現在では電動式の駆動が主流となりましたが、2008年当時は、油圧方式が大多数を占める中、NCAはいち早く電動式を導入し(日本初)、廃油、消費電力を抑制しました。 NCAは、今後も環境に配慮したFFS運用を継続します。
